【筋肥大のためには朝食は摂るべき?】
2020/07/14
【筋肥大のためには朝食は摂るべきか?】
【筋肥大のためには朝食は摂るべき】
目的を筋肥大にフォーカスした場合、朝食は摂るべきなのか、摂らなくてもいいのかを考えてみましょう。
前提として、筋肥大には糖質の関与が重要になりますので、結論として『朝食は摂るべき』です。
最近では、IF(インターミッテッドファスティング)といって、1日8時間だけ食事が出来る時間を設けて、後は断食するという方法があります。特に就寝中は栄養が入らないので、朝食で糖質を摂る必要が出てきます。
*IFのメリット
①インスリン感受性の改善
②オートファジーの活性化
古くなつた細胞やたんぱく質をリサイクルする機能
◎朝食を摂らないリスク
①体内時計リズムによるコルチゾールの分泌
起床後20分(朝8時くらい)に、ストレスホルモンのコルチゾールが大量に分泌されます。コルチゾール分泌は、血糖値上昇を招きます。糖質の補給が無いと、体内で糖を作り出す必要がありますので、筋肉の分解が進みます。
②糖新生の活性化
糖質の補給が無いと、筋肉を分解して糖(エネルギー)を作ります。
③グルカゴン分泌による肝グリコーゲンの減少
グルカゴンの分泌が進むと、肝グリコーゲンの減少に作用します。エネルギー産生は、筋、肝、血中グリコーゲンの順番の進みます。いずれにしてもグリコーゲンは減らしたくありません。