【肩甲骨を動かそう】

肩甲骨エクササイズが動画などで良く配信されていますが、多く取り上げられているという事は、それだけ重要なパーツだという事です。

 

特に猫背など姿勢を崩す形は、大きく肩甲骨の動きが関与してきます。大体背中が丸くなっていると、背中の丸みばかりを気にしてしまいます。

 

背中が丸くなると、肩甲骨は背骨から外側に引っ張られて、さらに強い外側の力がかかると、背骨と肩甲骨をつなぐ各種筋肉が固く疲労し、肩甲骨の内側が羽のように立ってしまいます。このような形状を「翼状肩甲」といいます。

 

翼状肩甲が強くなると、動きが制限されますので、動きやすく、力の強い筋肉に偏って力がかかります。それが頸周辺の僧帽筋、肩甲挙筋など、いわゆる「肩こり」の状態です。

 

この肩甲骨のアプローチで改善が大事なのですが、以下の順番で緩めていくと誰でもが簡単に改善が体感できると思います。

 

①胸を大きく開くように数回深呼吸を行う。

②手のひらを前に向けて、親指方向に動かしながら、肩の後ろ回しを行う。

③腕を胸の前に伸ばし、大きく横にスイングして、肩甲骨を背骨に近づける

①～③の動きを毎日数回行うだけで、肩甲骨の動きは良くなるはずです。