【運動神経はいつ決まる】
2020/09/19
【運動神経はいつ決まる】
よく運動の現場で言われるのが、「あの人は運動神経が良い、悪い」です。その運動神経ってそもそも何?という事です。個人的な見解で恐縮ですが、「身のこなし方」だと思っています。
よい身のこなし方は、逆にいうとぎこちない動きが無いという事です。例えば、走った時に上半身がふらふら揺れているとか、腕が自然に振れていないとか、見た目にぎこちなさを感じてしまうようなイメージです。
そうなると、何がいつ様になるかというと、足の裏にかかる重心バランス、体幹の固定、関節の柔軟性などです。特に足裏にかかる刺激を感じるセンサー(固有受容器)を働かせることです。子供たちの場合は、10歳くらいには神経系の発達が完成しますので、小さいころからそのあたりをよく「使う」事が必要だと思います。子供たちのためのエクササイズの一番は「外遊び」です。
大人も出来るだけ足の指が詰まらないような靴で、柔らかいところを歩いたり、階段などを使ったりと、身体に日常とは違うイレギュラーな場面を作るとよいでしょう。
次回以降は具体的なエクササイズをご紹介します。