【肩甲骨体操をしよう】

肩こりや腰痛の原因は、局所的な面と全体的な姿勢、重心バランスの乱れなどがあります。

 

特に女性の痛みの悩みＮＯ．１「肩こり」は、頸、肩甲骨周辺のコリや動きが悪くなっているのが原因と言えます。特に肩甲骨の動きは重要になります。

 

背中にある肩甲骨は実際に見て確認しにくいのですが、動きの感覚でチェックする必要があります。肩甲骨は単純にいうと、上下、左右など大きな動きが可能になります。その動きが少しでも悪くなると、局所に影響が出てきます。

 

色々とエクササイズがあり、ジムでも専門的なトレーニングをすることが出来ますが、普段から家でも出来る「肩甲骨体操」をご紹介します。極端にいうと１日１分でもやれれば効果も期待できます。

 

順番はどこからでもいいのでやってみましょう。

①手を体の前で腕を伸ばし組みます。背中を丸めて、腕を遠くに伸ばし、止まるところで顎を引いて５カウント程度止めます。

②手を背中の後ろに組んで、胸を張りながら体から離して５カウント程度止めます。

③手を胸の前に伸ばし、大きく横に振ります。手を交差して大きく振るのもＯＫです。20回程度テンポよく振ります。

④腕を肩の上に伸ばし、肘を体の横に落とす様に、上下に伸ばし、曲げる動作を10回～20回繰り返します。

⑤腕を体の前に伸ばし、肘を引きます。肘を引く時にしっかり胸を張り、10回～20回程度行います。

 

上記①～⑤をどれかひとつでも3セット程度行うだけで、1分～2分で終了します。毎日行えれば効果が期待できます。