【ひざが出ないスクワットは安全?】
2020/10/28
【ひざが出ないスクワットは安全?】
トレーニングの教科書があるのであれば、スクワットを行う場合、ひざがつま先より前に出ない様に動作するというのが定説になっています。
確かにひざだけをみると体の重みがひざに集中しないようにするのは重要ですが、もう一つ見ないといけないのは、股関節の動きです。特に股関節が前傾、後傾する動きがスムーズに出来る方とそうでない方があります。特に股関節が前傾しにくい(お尻が後ろに引けない)方は、ひざを前に出さずに鯉を降ろす事が出来ません。
そうなると無理に腰を後ろに引いて、ひざを前に出さない様に腰を降ろすと、上半身だけが前に大きく倒れるだけになり、腰に大きく負担がかかります。したがってこのような方は、少々ひざが前に出ても、足の裏で体重を乗せる様に腰を降ろした方が、スクワットの効果が得られます。
したがって、動作は足の裏全体に重みを乗せる様に、自然に腰を降ろしましょう。ただし、ひざの曲げ伸ばしだけになるのではなく、股関節を中心とした動作を心がけましょう。