【糖尿病と闘う】

メタボリックシンドローム、いわゆるメタボというワードは日常生活に定着してきました。それに伴い意味やそのリスクなどが十分に伝わらない部分も多くなっているような気がします。

 

メタボは、基本的に肥満が起因している疾病です。高血圧、糖尿病、脂質異常症など内臓脂肪が多くなるとリスクが高まります。どの疾病もリスクを感じないといけませんし、すべての疾病が重なると、あらに心疾患、脳血管疾患など死に直結するリスクが高まります。

 

その中でも、重症化しないと自覚症状が出てこない「糖尿病」は大きな問題です。最近では国民の6人に1人は予備軍も含めて罹患していると言われます。

 

よく勘違いされますが、糖尿病自体では死に至る事はありません。怖いのは合併症です。長期の高血糖状態が続くと、糖化と言われる状態が続き、血管にダメージを与えます。神経障害、腎疾患、網膜症などが代表的ですが、血管のダメージを考えると心臓や脳血管も大きなダメージが考えられます。

 

それに対抗するには、教科書的には食事療法、運動療法を併用して、休養をしっかりとってストレスを回避しましょうというものになります。常に「制限」「我慢する」ことが求められます。

 

一度糖尿病にかかると生涯制限をしないといけない、この先真っ黒なイメージになります。確かに糖尿病は関知しない疾患だと言われます。逆に自分の生活や考え方に合わせて上手く付き合い、「闘う」事が必要です。

 

ではどの様に闘うのかを考えて行きましょう。自分の経験を含めて考えていきましょう。