【糖尿病と闘う②】
2021/01/21
【糖尿病と闘う②】
糖尿病の診断基準でよく使われるのが、血糖値とヘモグラビンA1c(HbA1c)です。基準値は、健康診断などで見られてご存じだと思いますが、簡単にに血糖値は空腹時100、HbA1は6.0前後と覚えておけばよいと思います。
どちらを注意してみていくかと言えば、どちらも重要なのですが、ヘモグロビン値は直前1か月程度の、血糖値は現時点でもコントロール状態をモニター売ると言われます。赤血球は大体120日程度で入れ替わるので数か月のヘモグロビンが糖と結合した割合で判断します。
したがって、数か月間の食生活や運動を含めた生活習慣が判断できます。逆に血糖値は直前の食事を抜いたりすると下がり、ストレスを強く感じると、コルチゾールなどストレスホルモンが分泌されると上がります。どちらかというとヘモグロビン値、HbA1cが重要視されます。
最近は、各メディアでサプリメントなどでどちらの値も下げたり、コントロール出来ますという宣伝を聞きます。決して効果がないとは言いませんが、基本をしっかりおさえた上で摂取する事が重要です。糖尿病との闘いの基本とは、一番は食事です。そして運動、個人的にはトレーニングだと考えています。
次回は、その基本を深く考えて行きましょう。