【筋力アップと筋肥大】
2021/02/03
【筋力アップと筋肥大】
筋力トレーニングをする事は、最近では老若男女を問わず実践しましょうと言われます。
ただ筋力トレーニングは、何を目的でやるのかを明確にしている方は多くありません。
何かというと、ウエイトトレーニングを行うのは「筋力アップ」か「筋肥大」かに分かれます。スポーツなどアスリートは、どちらかというとスポーツパフォーマンスを向上させる要因として筋力アップが必要です。
かたや筋肥大は、ボディービルに代表される見せるための、かっこいいカラダづくりには必須になります。もちろん、筋肥大がないと筋力アップは出来ませんし、逆に筋力アップがないと筋肥大もありません。
よく勘違いされるのは、ボディービルダーの筋肉は見かけだけで力はないと言われます。筋力は、筋肉の断面積に比例しますので決して見かけだけの筋肉ではありません。
筋力アップのトレーニングは、脳からの神経系の促通が必要になります。出来るだけ最大重量(1回に挙がる最大重量)の85%以上の重量で3~5回上げるトレーニングを行います。
筋肥大のトレーニングは、最大重量の70%~80%で8回~10回行うと効果があると言われています。また、筋肥大には、内分泌系の作用が必要です。そこでのポイントは乳酸にあります。乳酸を分泌させるような軽重量、高回数で行う事で、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、どのタイプのトレーニング後に分泌されますが、軽重量、高回数トレーンングで筋肉をいわゆるパンプアップ(筋肉が膨張した状態)させると効率的のようです。
一度自分のウエイトトレーニングの目的を明確にすると良いでしょう。