【脚が太い】
2021/09/14
【脚が太い】
「足が太くて・・・」と嘆いている女性が多くいらっしゃいます。そこでジムで運動をしたり、ウォーキングなど有酸素運動を積極的に行い、食事も気をつけてダイエットに励んでいます。
姿勢アナリストとしては、実際に太い脚はあまりありません。実は太く見えているだけです。
正面から見て、太ももやふくらはぎ、そしてお尻が横に張りだして見えると、脚、下半身そのものが大きく、太く見えてきます。
原因はいくつかありますが、一番は足の裏の重心位置です。脚が太く見える方は、大体がつま先側、小指方向で身体を支えています。そうなると、骨盤が開き、太もも、ふくらはぎが外旋(外側に回旋した状態)して、ひざの間にすき間が出来る、いわゆるO脚気味になります。
想像できる通り、下半身が丸いフォルムになり、脚全体が太く見えます。矯正するには、まずは脚の裏の重心位置を、「内くるぶしの下、かかとのやや前」に置く意識をを高めます。
➀腰幅で立ち、つま先を真っすぐ前に向ける。
②内くるぶしの下、すねの骨の下で、床を叩くように足踏みをする。
これを日常で気が付いた時に20回~30回行って下さい。徐々に重心位置が変わって、脚の外側の筋肉の緊張が軽減されてきます。
脚は太いのではなく、太く見えているだけです。