【肩こり】
2021/10/20
【肩こりの影響】
寒さが最近では足元で感じるようになった姿勢アナリスト&パーソナルトレーナーの南渕です。
姿勢が悪いと肩こりや腰痛、ひざ痛になったり、ゴルフや野球などスポーツパフォーマンスに大きな影響を与えます。したがって姿勢を改善する事が大事ですと私も皆さんにお伝えしております。
今回は逆も考えています。女性に多い肩こりがどの様に体に影響するのかを簡単に考えてみましょう。学術的に難しい事ではなく、日常生活での影響を考えてみましょう。
➀頭痛や頸の痛み
頭部と肩甲骨をつなぐ筋肉、頸や肩周りで大きな筋肉である僧帽筋が過緊張すると、筋肉の柔軟性が損なわると、血液の流れが悪くなり、栄養や酸素が送られにくくなります。
②筋出力の低下
大きな筋肉を持っていても、そこからの筋力がすべて発揮されるわけではありません。筋肉の過緊張や血液循環の低下が起こるると筋出力が低下します。また微妙な関節と骨の位置がずれると同じように筋出力が低下します。
③腰痛、ひざ痛のリスク
下半身の重心位置の乱れで姿勢が乱れると腰痛、ひざ痛を誘引しますが、肩こりを感じると重い頭の位置がずれると大きく肩に負担がかかります。頭の位置が前にズレると、当然腰やひざに負担がかかります。
④スポーツパフォーマンスの低下
肩こりがひどくなると、頸をすくめる形になりますので、視線や重心位置がずれてきます。そうなるとフォームが乱れてきますので、スポーツパフォーマンスが低下します。
いずれにしても頸、肩-腰部ーひざ―足首が上手く連動しないと日常生活、スポーツパフォーマンスーマンスは向上しません。姿勢は大事ですね。