【ジョギングとウォーキングどちらを選ぶ？】

ここ数日日中が暑く感じるくらいなので、後2か月で今年が終わると思えない姿勢アナリスト＆パーソナルトレーナーの南渕です。

 

ダイエットのための運動と言えば有酸素運動、その中でもジョギングを選ぶのか、ウォーキングを選ぶのかが悩ましいところです。運動経験が無ければ、ケガのリスクを考えるとウォーキングから始めるのが良いと思います。

 

しかし経験を積んでくると、運動効果が気になりますのでどちらを選ぶのかが気になります。もちろん好みで選べば良いと思いますが、ポイントは「運動強度」です。

 

運動強度を測る指標として「ＭＥＴＳ」という概念を使います。簡単にいうと、安静時を１としてそれぞれの運動をそこから何倍になるのかで測ります。

 

それを考えると、ジョギングは6METS、ウォーキング（速歩）4METS、通常歩行は3METSです。ちなみにランニングは8～10METSです。運動強度が違いますので、当然消費エネルギーは運動継続時間になります。

 

当然運動強度の高い運動は継続時間が短くなる傾向になります。もちろんアスリートは別ですが、一般の方はそうなります。出来るだけ運動強度の高い運動を継続時間を長くすれば消費エネルギーは高くなります。

例）

体重60㎏×ウォーキング（４METS）×1時間運動＝約240kcal　

体重60㎏×ジョギング（6METS）×30分運動＝約180kcal

 

いずれの運動を継続して、徐々に運動時間を長くするか、運動内容を強度の高いものにステップアップするかです。運動を日常的に継続する事があずは重要ですね。