【運動前後のストレッチ】
2021/11/19
【運動前後のストレッチ】
朝晩の冷え込みが厳しい日が増えてきましたが、なぜかそんな時、乾布摩擦を思い出す姿勢アナリスト&パーソナルトレーナーの南渕です。
運動の前後にウォーミングアップ&クーリングダウンにストレッチをやってますという方も多いと思います。筋肉や腱の柔軟性を増しある程度血流を増す事でけがの予防やパフォーマンスアップを目的にします。
大体の方が、ストレッチというと静かに反動を使わずにゆっくりと伸ばすものをイメージし、実践されていると思います。このストレッチをスタティックストレッチといい、反対に反動をつけて行う場合をバリスティックストレッチ、ダイナミックストレッチと言います。
どちらが良い悪いではなくて、状況によって使い分けるようにしてみましょう。
運動前は、短時間に筋温を上げて、柔軟性を高める必要があります。伸張反射を使って少し反動を使うエクササイズが有効です。例えば、お尻や太ももの裏側などを伸ばす前屈動作も少し反動を使って行うと効果的です。
反動を使わず、ゆっくり伸ばすスタティックストレッチは、副交感神経を優位にしてリラックスさせることを目的とします。したがってこのストレッチを活用する場面としては、運動後、就寝前などリラックスする場面で使うと効果的です。
運動の前後で使い分けをして、より日常の運動動作のパフォーマンスアップにつなげて下さい。