【相撲の基本は蹲踞(そんきょ)】
2022/11/28
【相撲の基本は蹲踞(そんきょ)】
大相撲11月場所も千秋楽を終えて、また平幕力士の優勝で終わりました。役力士でも横綱は別にして、大関以下三役力士と平幕力士の力の差はないのかと思ってしまいます。
相撲の技術は奥が深いので、僕のような者がとやかく言えませんが、気になる事がいくつかあります。ひとつは、土俵に上がってちりを切ったり、仕切りの際の「蹲踞姿勢」です。あまり美しくないのです。上半身が丸く、背中が伸びていない、つま先で支えるのですが、重心がずれて言えるなどです。体重は増えているのですが、それを支える下半身や体幹の筋力が不足しているのではないでしょうか。
もうひとつは、立ち合いに片足を引いている力士を見受けられます。クラウチングスタイルで、スピード、瞬発力が出そうですが、いわゆる「パワーポジション」が崩れているので、前からの大きな圧力に耐えられないと思います。これは先程の蹲踞姿勢に繋がっていると思います。
これは一般の方も言える事で、姿勢が乱れると、本来持っている力も出にくいという事です。ゴルファー、ランナーもパフォーマンスを上げるには姿勢が重要です。