【ひざが痛い時に注意する事】
2023/01/06
【ひざが痛い時に注意する事】
シニアの年齢になると、困った事のひとつにひざの痛みがあり、特に女性に多く見られます。女性は男性に比べて骨盤の形状が違い、骨盤からひざまでの太ももの骨の角度が大きくなりますので、ひざの内側に大きな負担がかかります。
それに増して、太ももの内側、ひざ周辺の筋肉量、筋出力が落ちてくると太ももが外側に引っ張られて、ひざが開いてきます。いわゆるO脚状態になります。その状態が続くと、ひざの内側に上下の骨がこすれる様になり、骨が棘上になり、常に痛みを感じる変形性膝関節症になります。
慢性的にひざの痛みを感じる前に、色々と対策が必要です。太ももも全面、ひざ周辺の筋力トレーニングを中心に行い、股関節の動きを良くしていきます個人的もうひとつ注意したいのは、太ももの裏側とひざの裏側の緊張です。
お尻、太ももの裏側、ひざの裏側の筋肉が緊張していると、当然ひざが曲がり、背中が丸くなります。そうなると、ひざだけではなく、肩、腰にも痛みが出てきます。対策として、お尻、太もも、ひざの裏側をしっかり緩めてあげる事です。日常的にストレッチを行い、意識的に動かして股関節周辺の血流を良くしていきましょう。