【肩が痛い時の懸垂は注意】
2023/02/05
【肩が痛い時の懸垂は注意】
背中のトレーニングで代表的な種目に懸垂=チンニングがあります。初心者にはかないタイトでハードな旬句ですが、背中の拡がりと厚みを同時に得られる貴重な種目です。
初心者も、グリップやチューブなどで体重をサポートするとやりやすくなります。詳しくはトレーナーなどに指導を受けて、正しいフォームや動きを身につけて下さい。
ただトレーニングをしている方も含めて、初心者、一般の方で肩に痛みや違和感のある場合は、懸垂系というか、肩関節から腕を引き離す様な動きは注意が必要です。特に一般の方で運動不足や肩こりがひどい方は、肩関節の固定に働く腱板と複数の小さな筋肉が働かなくなっています。また腕の骨が少し正常の位置からズレているので、関節内ではさまれて痛みがあります。
その状態で、ぶら下がるような体重をかけて肩から腕を引き離す様な動きをすると、剪断ストレスという腱版に大きな負荷をかけて痛みが増してしまいます。
以前に健康法として流行った「ぶら下がり健康法」は、個人的には???と思います。肩関節へのストレスを軽減するやり方をトレーナーに教わって、正しく痛みのないトレーニングを行って下さい。