【健康コラム】
2025/02/14
「変わったね!と言われる姿勢改善のコツ3選」
年齢を重ねると自分でもわかるくらい姿勢が変化してきます。見た目だけでなく、肩こりや腰痛、そして生活習慣病などにも影響してきます。姿勢を改善するための簡単な3つのコツをお伝えします。まずは実践しましょう。
その1 姿勢のチェック
あまり姿勢は良くないなと思うけど、どこがどのように悪いのか今一つわからない方が多いですね。日常で出来るチェック方法です。
〇顔の傾き:映った顔が左右に傾いている
〇左右の肩の高さ:肩の高さが左右違っている
〇つま先の向き:つま先の向きが左右大きさが違う(例 右のつま先の方が外に大きく開いている)
鏡などに映る姿などを注意深く見て、姿勢を意識する事が重要です。
その2 動きのチェック
日常生活で行う動きをチェックしてみましょう。関節の動きや力の出し方などを確認します。
〇首の動き:左右、前後に動かして、最後は大きく回します。動かしにくい方向、動きをチェック
〇肩回し:肩の前まわし、後ろ回しで動かしにくさをチェック
〇もも上げ:腰の高さにもも上げをします。上げた高さをチェックします。
いずれも左右、前後の動きでどちらが動きにくい、動きやすいなどをチェックすると、どちら側に普段から負荷がかっているかがわかります。例えば、腕を肩の上に振り上げた時に、緊張が強い側の腕は耳の横に上がらずに、外に離れていきます。肩周りの筋肉が緊張しすぎて力が出にくくなっている状態です。
その3 改善エクササイズ
簡単な運動で、左右差を改善し、筋肉の出力を良くします。
〇かかと上げ、かかと落とし
つま先を真っすぐ前に向けて、親指の付け根で床を踏んでかかとを高く上げます。その後、上げたかかとで強く床を叩きます。この場合、かかとを上げるよりは落とす動作が重要です。1回5回程度でOK
〇肩回し
大きく胸を開いて、肩の後ろ回しを行います。姿勢の悪い方、特に猫背の方は、後ろ回しの際に下を向いてしまいます。胸を開くためには、視線を斜め上に向ける事がポイントです。1回5~6回を2~3セット行いましょう。前まわしはNGにしてください。
〇もも上げ
ひざの向きを股関節の正面に向けるように(ひざが体の外に動かないように)、股関節の付け根からもたげるように動かします。上げる高さは腰の高さまで、それ以上上げると背中が丸くなりますので注意です。交互に20回程度、2~3セット行いましょう。